ウィンドウのクラス名は、Windowsのウィンドウの種類を表す文字列です。NILScriptに用意されているクラスの仕組みとは、特に関係はありません。
タイトルバーの文字列と違って、クラス名は画面に表示されたりしないので、調べるには何らかのツールを使う必要があります。
そこで、クリックしたウィンドウのクラス名をクリップボードにコピーするスクリプトの例を紹介します。
use('Mouse','Window','Clipboard'); Mouse.wait('lbuttonUp'); Clipboard.text=Window.fromPoint(Mouse.x,Mouse.y).className;実行すると「Mouse.wait('lbuttonUp');」によってマウスの左ボタンが押されるまで待機状態になるので、クラス名を調べたいウィンドウをクリックしてください。
次の行では、クリップボードにテキストとしてウィンドウのクラス名がセットされます。
「Window.fromPoint()」は、デスクトップ全体における指定座標に存在する最も前面のウィンドウを表すWindowオブジェクトを返すクラスメソッドで、Windowオブジェクトの「className」プロパティでクラス名を取得できます。
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