NILScriptの作成には、「VxEditor(http://dr-x.jimdo.com/)」というエディタが使用されています。
「{」の直後で改行したり行頭で「}」を入力することで自動的にインデントを行うスマートインデントや、3カテゴリまでのキーワード群を定義可能な色分け表示など、プログラミングを快適にする機能が多数用意されています。
また、JavaScriptに似たDMonkeyというスクリプト言語を利用したマクロ機能が搭載されており、様々な機能を追加可能です。
特に、「VxEditor & DMonkey布教ページ(http://lukewarm.s41.xrea.com/)」の「VxEditor用DMS」で公開されている「dabbrev」や「インクリメンタルサーチ」、「VxEditor & DMonkey関連アップローダー」の081番で公開されている単語ジャンプなどは、プログラミングの際に非常に役立っています。
これらのマクロの多くは、VxEditorとよく似たタブ型エディタの「JmEditor」でも使用できるので、高解像度のモニタでいくつものウィンドウを並べて編集したい人以外は、そちらを使うと良いかもしれません。
VxEditor & DMonkey布教ページ |
さて、NILScriptでは、基本的な機能以外はユニットスクリプトとして分割されていますが、それぞれのユニットはどんなに長くても一つのスクリプトにまとめられ、細かい処理内容に応じて分割されたりはしていません。
これは、先に挙げたマクロの機能を最大限に活用するためです。
関連するコードが一つのファイルにまとまっていれば、インクリメンタルサーチや同一単語間ジャンプでどこにでも素早く移動できるのです。
また、テキスト中の単語からカーソル位置の単語に先頭一致する単語を列挙して候補として表示し省入力を実現するdabbrevでも、ファイルを分割しない方が補完できる単語が多くなります。
どこに何が書かれているかを知らない人にとっては、分割されていない長大なスクリプトファイルを読み解くのは大変だと思われるかも知れませんが、「new Class」を含む行を検索したりすれば、大まかな構成はすぐに把握できるでしょう。
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