2011/04/08

POP3でメールを受信する

最近追加されたMailユニットには、メールの受信を行うPOP3クラスが用意されています。
この機能を利用すれば、新着メールをチェックするツールや、メールで受信した命令に従って処理を自動実行するツールなどを実現できます。

POP3クラスの基本的な使用方法は以下のようになります。
try{
    var pop3=new (require('Mail').POP3)({
        host:'vm01xp',
        user:'test',
        password:'asdf',
    });
    for(let m in pop3.items){
        println(m.subject);
    }
}finally{
    free(pop3);
}
SMTPの場合と同じように、new POP3()でインスタンスを生成すると、サーバとの接続やログイン処理が行われ、free()でログアウトと切断が行われます。
POP3オブジェクトは、「count」プロパティでメールボックス内のメールの件数が取得したり、「items」プロパティで各メールの情報取得を行うRemoteMailオブジェクトを列挙できます。
RemoteMailオブジェクトには、ヘッダを受信して件名を返す「subject」や、本文テキストを返す「message」などのプロパティが用意されています。また、「remove()」メソッドで、サーバ上からメールを削除することも可能です。
上記の例では、サーバ上のメールの本文を表示しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿